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親指と人差し指で作った輪っかが外せなくなる現象
▼ 目次
それでは同じように真似をしてください。
これは、閉じるです。
開くは、離します。
これを交互にやってもらいます。
開いて
閉じて
開いて・・・
ハイ、固い!!(柏手)
もう指は離れない!
ガッチガチに固まって、指を外すことはできない!!
開けますか?
それでは、3つ数えると解けます。
1つ、2つ、3つ
と言って、両手の人差し指と親指で輪っかを作ってみせます。
目の前で見本を見せながら、同じようにやってもらいます。
と言いながら、体験者の反応を確認しながら手を広げながら指を開いたり閉じたりします。
そして、両手を閉じ指がくっつくタイミングに合わせて
早口で言って、しっかりと追いこんでください。
必ず聞いて体験者の反応を確認して下さい。
この技法は
タイミングと驚愕が重要になります。
催眠術の暗示文構成の基本である
前暗示がないことに注意してみましょう。
「リズムに乗って
もっと、手を開いて」
といった言葉を、開いたり閉じたりしている時に言うことで
指から意識を外らせたりもします。
この暗示で指が固まる人は、被験性が高いと思ってもいいでしょう。
追込み暗示のみで固めていくといっても過言ではないので
何か一つの暗示文で、追込み暗示を早口で言えるようになっていたら
イチかバチかでやってみるのも楽しいですよ☆