今回は筋肉の動きを制限することで、ペンを持って文字を書くことができなくさせる催眠術を
運動支配域の暗示文でつくります。
▼ 目次
あなたは、重たいものって持ったことありますよね。
片手で持つことの出来ないものなんて、あなたの周りにはたくさんあります。
そんな重たいものを持つと、
手が疲れてきて、しびれてきて、自分の思うように動かせませんよね。
もし、自動車を片手で持ってみようとしたって絶対出来ませんよね。
3つ数えると
これからあなたの持つ物すべてが、とても重たくなってしまいます。
そうです、自動車のようにとても重たく
けしてあなたには持ち上げることが出来なくなります。
そう、ペンすら動かせない。
1つ、2つ、3つ、ハイ!
(ペンを渡す)
ほら、動かせない。
重くて重くて、ペンを持って書こうとしても持ち上げることが出来ない。
動かそうとすればするほど、動かない。
重くて重くてたまらない。
もうあなたは、ペンで文字を書くことが出来ない!
このペンで、あなたの名前を書いていただけますか?
3つ数えると、ペンの重さが嘘のように消えます。
重たいという行動をするのに、その人の持つ感覚を引っ張り出してきます。
特に、重たいものを持った後の感覚を強調しています。
そして、その重たいものとして身近にある自動車を例にあげています。
自動車が持ち上がるなんて思えないですものね。
そして、最後にこれから渡すペンに置き換えています。
ペンを渡す時に、さも大変そうに手渡すと効果が上がります。
もしくは、机の上においてもいいでしょう。
重たいということを強調します。
そして、重たいものを持ったらどういうことなるのかという言葉を続けざまに言います。
今回はペンなので、書くということを最後に加えています。
体験者がどの様な反応を示すか必ず確認します。
自分の名前を書いたことがない人はいないので、わかりやすいですよね。
でも、あなたに名前を教えたくない人であれば、催眠術に掛かってなくても書かないかもしれませんがw
催眠暗示を解除します。
手が疲れてしまう方もいるので、終わった後にほぐしてあげるのも良いかも。
ここでのポイントは、声の力強さです。
「重い」
という一言を、力強く重く言うことが出来たら追込み暗示注1はこの一言ですんでしまうこともあります。
前暗示では、あまりにも突拍子もないイメージは放り投げないようにしましょう。
現実とかけ離れすぎているものは、運動支配域の暗示としては相性が悪いことを覚えておいてください。
これは、キャバクラのようなところでやるのが楽しいのではないでしょうか?w
キャバクラのシステムで、ドリンクをオーダーするのに紙に書いてボーイさんに渡すなんてのがあります。
そのオーダーのときに、この暗示を使ってオーダーをしてもらえば、
相手が催眠術に掛かっているか掛かっていないかが、実はすぐに判断できてしまいます。
なぜ?って
たいていのお店では、ドリンクのオーダーが嬢へのキックバック発生だったりするからです。
ガチでキックバック狙ってる嬢ですとリアクションが凄いですよ(;’∀’)